いつの間にか、外壁に穴が開いていました。
このような穴は今まで見かけなかったため、何かの拍子に、穴を塞いでいたものが落ちたのでしょう。
現在の家は中古物件として購入したものですが、どうやら、以前の住人が使っていたエアコン配管の穴のようです。
壁の向こうは6畳の部屋。部屋には壁紙がぴったり貼ってあり、部屋の側からは穴の存在に気づくことができませんでした。
エアコンの配管穴を埋めるのに必要なものは?
エアコンの配管穴を埋めるのは、意外と簡単です。
必要なものは、「ホールキャップ」と「エアコン用シールパテ」のみ。
【ホールキャップ】
因幡電工(イナバ)のホールキャップは2個セット(内側用キャップと外側用キャップ)になっています。
穴の直径が60~100mm、壁の厚みが50~250mmであれば適合します。
【エアコン用シールパテ】
両方とも安価なため、2つ合わせても約600円で済みます。
Amazonだと送料無料で、すぐに届きました。
エアコン用ホールキャップの付け方は?
準備物が揃ったところで、ホールキャップの取り付け作業を開始します。
作業手順は、以下のとおりです。
最初に、内側用カバー(結束バンドがついているもの)を部屋側に取り付けます。
内側用カバーの中央部からは、2本の腕のようなもの(可動式)が伸びています。
「クランプフィン」と呼ばれるこのパーツを壁の穴に合わせて押し込むと、手を離してもカバーが落ちることはありません。
以降の作業も一人で行うことができ、とても便利です。
このように、部屋側の壁にピッタリはめ込むことができました。
外側用カバーのキャップを開け、内側用カバーから伸びている結束バンドの先を通します。
結束バンドを引っ張ってしっかり固定した後、先端を「壁穴」(中央部下にある小さな開口部)に差し込みます。
キャップを再びはめれば、内側用カバーと外側用カバーの連結作業は完了です。
最後に、「エアコン配管用パテ」を使い、カバーと外壁との隙間を埋め、雨漏りしないよう処置します。
指でギュギュッとしたため凸凹になりましたが、コテなどを使うときれいに仕上げられそうです。
以上、約5分で作業をすべて終えることができました。