いざという時のため、住宅用火災報知器を購入(2024年8月)しました。
購入したものは、パナソニック製の「けむり当番」(SHK 48455K)です。
「けむり当番」は、業界最薄25mm。
天井や壁に設置するタイプです。
中央部分に、緊急停止ボタンがついています。
本体の他、取付用木ねじ、専用リチウム電池、取扱説明書が同梱されています。
なお、「けむり当番」の設置に資格は不要です。
「けむり当番」は、けむりを検知し、警報を鳴らす器具です。
中央の小さな丸をタッチすると、警報を停止させることができます。
火災報知器の取り付け場所は?
火災報知器「けむり当番」は、寝室や階段などに取り付けます。
火災が発生しても、就寝中はなかなか気づかないものです。
そこで、「けむり当番」がいち早く煙を検知し、火災の発生を音声で伝えます。
「けむり当番」を天井に取り付ける場合、壁から60cm以上離れたところ(天井に梁がある場合は、梁の角から60cm以上離れたところ)に設置します。
なお、屋外や浴室、照明器具付近、煙や蒸気が発生しているところ、タンス付近などには設置することができません。
引きひもについて(別売オプション)
「けむり当番」の中央には緊急停止ボタンがついていますが、別売の「引きひも」を取り付けて操作することもできます。
専用リチウム電池の交換について
電池寿命は約10年です。
なお、透明フィルムは、専用リチウム電池を保護するものです。絶対にはがさないでください。
火災報知器が誤作動した場合は?
火災報知器の手入れ不足などにより、火災報知器が鳴ることもあります。
その場合、警報停止ボタンを押し、本体を取り外した後、手入れを行います。
火災報知器の取り付け方法は?
火災報知器「けむり一番」の取り付け方は、以下のとおりです。
取付ベースを手のひらにのせ、押し付けながら回すと外すことができます。
設置年月を本体側面に油性ペンで記入した後、専用リチウム電池(フィルムがついたまま)を入れます。
その際、専用リチウム電池のリード線をはさみこまないよう注意します。
「+」と「-」が間違っていないか確かめるため、警報停止ボタンを押して確かめます。
「ピッ、正常です」と鳴ればOKです。
【天井面に取り付ける場合】
天井面に取り付ける場合、木ネジを止める場所を天井にマーク(取付ピッチは66.7mm)しておきます。
続いて、取付ベースを天井にあて、木ネジ2本で固定します。
最後に、本体を取付ベースに固定します。「カチン」と音がする位置まで回します。
【壁面に取り付ける場合】
壁面に取り付ける場合、木ネジを止める場所を壁にマーク(取付ピッチは66.7mm)しておきます。
その際、「UP↑上」マークが上にくるよう気をつけてください。
続いて、取付ベースを壁にあて、木ネジ2本で固定します。
最後に、本体を取付ベースに固定します。「カチン」と音がする位置まで回します。
「警報停止ボタン」が下になっていることを確認してください。
【石こうボードに取り付ける場合】
石こうボードに取り付ける場合、市販の石こうボード用プラグ(ネジ径3.5mm)を使います。
火災報知器の動作確認
取り付け後などには、必ず動作確認を行います。
警報停止ボタンを約1秒押し、「ピッ、正常です」と1回鳴れば正常です。
警報が鳴った時の対処
「けむり当番」が煙を感知すると、火災警報(「ピュー、ピュー、火事です。火事です。」)を発します。
煙感知部の煙がなくなると、火災警報動作は止まります。
火災警報が発せられた時は、火元を確認し、避難してから119番に通報します。
電池切れ警報/故障警報
電池寿命が近づくと、電池切れ警報(「ピッ、電池切れです」)を発します。
故障がある場合は、故障警報(「ピッピッピッ、故障です」)を発します。
電池切れの場合、設置後10年未満であれば新しいリチウム電池と交換します。
設置後10年以上経過している場合は、製品本体を交換します。
電池切れや故障の際の警報音を止める方法は?
いずれの場合でも、警報停止ボタンを押すと、警報音が止まります。
ただし、電池切れの場合、約16時間後に再鳴動します。
故障の場合も、約16時間後に再鳴動します。
専用リチウム電池の交換方法は?
専用リチウム電池の交換に際しては、本体を取り外し、電池コネクタからコネクタを引き抜いた後、新しい専用リチウム電池を入れます。
最後に、動作確認をします。
火災警報機の交換の時期は?
設置後10年以上経過すると、作動灯(赤)が点滅します。
「ピッピッピッ、警報機の交換時期です」という音声も流れます。
新しい警報機を購入しましょう。
お手入れの方法は?
6ヶ月に1回以上、定期点検を行います。
その際、検知部にほこりや汚れがあれば取り除きます。
本体を取り外し、内部の汚れやほこりも取り除きます。
最後に、正常に作動するかどうかの確認もします。
廃棄について
不要となった警報機や交換後のリチウム電池は、電池の透明フィルムをはずさず、各市町村で定められた方法で廃棄します。