2023年10月からインボイス制度、2024年1月から電子帳簿保存法が本格的にスタート。
待ったなしで対応を迫られることとなり、悩みに悩みましたが、リコーのスキャナーiX1300を購入することにしました。
なぜ悩んだかと言うと、正直なところ、値段です。なにせ、30,000円以上もするのです。
しかし、利便性を考えれば、このiX1300を買うのが賢明という結論に至りました。
iX1300とiX100の違いは?
同じリコーから販売されているスキャナーとしては、「iX100」というモデルもあります。
iX1300と比べ、値段が10,000円以上安いことと、省スペースであることから、これでもいいかと心が傾き始めていました。
しかし、説明をよく読んでみると、A3の原稿の読み取りに手間取りそうです。
「iX100」では片面ずつしか読み取れないため、両面スキャンした後にデータを合成する流れになります。
A4原稿までしか使わない人には良さそうですが、私のように仕事で時々A3原稿を使う者としては不便です。
一方、「iX1300」には、二つ折り原稿のスキャンに便利な「リターンスキャン」という機能がついています。
「リターンスキャン」では、一度の操作で両面を読み込んでくれるため、A3原稿も瞬時にPDF化できます。
ビジネス利用としては必須の機能と言えるでしょう。
操作がとにかく簡単で分かりやすい!
操作方法が分かりやすいのもうれしいです。
本体に、アダプタを接続し、コンセントへ差し込みます。
付属のケーブルをパソコンへ繋ぎ、指示に従って入力すれば設定はたちまち完了。
一度Wi-Fi設定を行えば、付属のケーブルは不要です。
電源ON/OFFも非常に簡単。
カバーを開ければ自動的にON、カバーを閉めれば自動的にOFFになります。
カバーを開くと、原稿台伸長部も自動的に起き上がります。
Uターンスキャンの方法は?
「Uターンスキャン」では、A4までの大きさの用紙をスキャンできます。
小さいサイズの用紙でも大丈夫です。
原稿をセットし、右横のボタンを押すと、スキャンが始まり、用紙が瞬時に排出されます。
リターンスキャンの方法は?
「リターンスキャン」では、本体下部に用紙を差し込みます。
本体右横のボタンを押すと、原稿を読み始め、用紙を瞬時に排出します。
表面も裏面も読み込むため、A3サイズの原稿でも簡単にスキャンできます。
スキャンした原稿は、PDFでパソコンへ瞬時に保存
「Uターンスキャン」にしても「リターンスキャン」にしても、スキャンした原稿は、自動でPDF化され、Wi-Fiでパソコンへデータ送付されます。
パソコン画面で「保存」をクリックすると、PDF原稿の保存が完了。
データ保存を行うフォルダも、任意のものを選択できます。
「iX1300」は、はかなり優秀なスキャナー。
これからは、どんなものでもデータ保存にし、ペーパーレスを簡単に実現できそうです。
まとめ(リコーのスキャナーiX1300の特徴)
リコーのスキャナー「iX1300」は、様々な文書のPDF化に役立つスキャナーです。
小さなサイズから大きなサイズの用紙まで、ボタン一つで、あっという間にスキャン。
データはWi-Fiで瞬時にパソコンへ送られ、任意のフォルダに保存が可能。
A4サイズの大きさまでのスキャンには「Uターンスキャン」、A3サイズの用紙のスキャンには「リターンスキャン」が便利です。
「ix100」では片面ずつしかスキャンできませんが、「iX1300」では両面をスキャンできるためA3サイズの用紙の保存に特に便利です。