いつの間にか、2階の外壁に穴が開いていました。
このような穴は今まで見かけなかったため、何かの拍子に、穴を塞いでいたものが落ちたのでしょう。
現在の家は中古物件として購入したのですが、どうやら、以前ここに住んでいた人が使っていたエアコンの配管の穴のようです。
壁の向こうは6畳の部屋。
部屋には壁紙がぴったり貼ってあり、部屋の側からは穴の存在に気づくことができませんでした。
しかし、緊急事態です。
エアコンの穴をすぐに塞がないと、雨や虫などが入ってくるため、大変なことになります。
とりあえずテープで穴を塞ぎ、必要なものを買い揃えます。
外壁にできたエアコン配管穴を埋めるのに必要なもの
エアコン配管穴を塞ぐのは、意外と簡単です。
必要なものは、「ホールキャップ」と「エアコン用シールパテ」のみ。
【ホールキャップ】
【エアコン用シールパテ】
両方とも安価なため、2つ合わせてもワンコインくらいで済みます。
Amazonだとすぐに届き、送料も無料のため、特に便利です。
エアコン配管穴を埋めるキャップ(ホールキャップ)の付け方は?
準備物が揃ったところで、エアコン配管穴を埋めるキャップの取り付け作業を開始します。
ホールキャップの片方を、部屋側に取り付ける
因幡電工(イナバ)のホールキャップは2個セット(内側用キャップと外側用キャップ)になっています。
穴の直径が60~100mm、壁の厚みが50~250mmであれば適合します。
最初に、内側用キャップ(結束バンドがついているキャップ)を部屋側に取り付けます。
内側用キャップの中央部からは、2本の腕のようなもの(可動式)が伸びています。
「クランプフィン」と呼ばれるこのパーツを壁の穴に合わせて押し込むと、キャップをしっかりホールドしてくれます。
手を離してもキャップが落ちないため、以降の作業も一人で行うことができ、とても便利です。
このように、部屋側の壁にピッタリはめ込むことができました。
エアコン用シールパテで、穴を塞ぐ
基本的には、上記の内側用キャップの結束バンドを、外側用キャップに差し込めば完了です。
しかし、これだけだと、外側のキャップの隙間から雨漏りしてしまいます。
そのため、エアコン用シールパテを使い、エアコン配管の穴内部と、外壁の隙間を埋めます。
最初に、「エアコン配管用パテ」で配管穴の内部を埋めます。
我が家の場合、壁の向こう側は空洞だったため、穴を埋めることはできませんでした。
コーキングをした後、外側用キャップを閉める
続いて、外側用キャップの中心部を開けます。
中央部分に、結束バンドを通す穴があるのを確認します。
内側用キャップから伸びた結束バンドの先を通し、余った部分は「壁穴」(中央部下にある小さな開口部)に押し込むことで内側用キャップと外側用キャップを連結させることができます。
ただし、外側用ホールキャップを閉じる前に、キャップの周りを「エアコン配管用パテ」で埋めます(コーキング)。
「コーキング」をすることで、雨が入るのを防ぐことができるのです。
指でギュギュッとしたため凸凹になりましたが、コテなどを使うときれいに仕上げられそうです。
これで完了。
約5分で、全作業を終えることができました。
【ホールキャップ】
【エアコン用シールパテ】
わずかな金額で壁の穴を埋めることができ、感慨深いです。