牛乳パックを切る作業は、意外と手間がかかります。
私は以前、100均のキッチンバサミを使って切っていました。
しかし、牛乳パックの強度は、なかなかのもの。
100均のハサミであろうが、それなりの価格のハサミであろうが、かなり力を入れないと切りにくいのが難点。
まして、一度に大量の牛乳パックを切ろうとすると、指先と腕に負担がかかり、相当な重労働になります。
そこで、牛乳パックを切るのに便利なアイテムを探すことにしました。
100均の牛乳パックカッターを使ってみた
ハサミ代わりになるものを探すため、最初に向かったのは100均ダイソー。
見つけたのは「ダンボールカッター」です。
良いものを見つけたと喜んでいましたが、1ヶ月もたたないうちに、刃の付け根がポキッと折れてしまいました。
運が悪かっただけなのかなと同じものを買いましたが、1ヶ月もたたないうちに、再びポキっと折れてしまいました。
100均のものは、耐久性に欠けるのが残念です。
100円(+税)でさらに長持ちだとありがたいのですが、耐久性と低価格は両立しにくいのかもしれません。
そこで、刃物専門店でしっかりしたものを買おうと、あれこれ探してみました。
見つけたアイテムは2つ。
長谷川刃物のダンボール用カッター「ダンちゃん」と「カイちゃん」です。
両者の違いは、刃渡りの長さです。
【ダンちゃん:刃渡り7.5cm】
【カイちゃん:刃渡り3.0cm】
「ダンちゃん」と「カイちゃん」を世に送る「長谷川刃物」は、岐阜県関市に本社がある昭和8年創業の老舗企業。
関市と言えば、刃物生産量日本一のまち。
餅は餅屋の、直球ど真ん中ストライクですね。
長谷川刃物の公式ストアは、楽天市場にあります。
牛乳パック用カッターなら、ダンちゃんが使いやすい
「ダンちゃん」も「カイちゃん」も魅力的な刃物です。
牛乳パック用カッターとして適しているのはどちらか分からず、両方を買って試してみることにしました。
その結果、牛乳パック用カッターとしては「ダンちゃん」の方が使いやすいことが判明!
おすすめポイントは、「ダンちゃん」の刃渡りが75mmもあること。
牛乳パックの奥の方までしっかり差し込んだ状態でカット作業が行なえるため、指をけがする心配がありません。
安心して作業できるのは大きなメリットですね。
表面はフッ素コーティングされており、見るからに長持ちしそうです。
切り心地も良く、スーッと滑らかに刃が入ります。
先端部分には細かい刃がついており、これがのこぎりの役割も果たしてくれます。
牛乳パックの固い部分は、軽くギコギコするだけ。
これだと力を入れる必要がないため、指が痛くなることはありません。
レビュー評価は4.5。非常に評判のいい品です。
ダンボール用カッターなら、カイちゃんが便利
牛乳パック解体では「ダンちゃん」に軍配が上がったものの、「カイちゃん」が大活躍してくれる場面もあります。
それは、ダンボール開封時です。
「カイちゃん」は刃渡りが3センチと短いため、荷物の中身を傷つける危険性が少ないです。
大事なものを傷つけたら大変!
というわけで、ネット通販を頻繁に活用している我が家では、今や必需品。
玄関へ入ってすぐのところに「カイちゃん」を常備し、段ボール箱が届くと同時に「カイちゃん」の出番です。
「カイちゃん」は、ネット上でも、かなり評判の良い品。
レビュー評価は4.3です。
安心の紙パックはさみ
私自身は「ダンちゃん」を愛用していますが、ハサミ派の人もいるでしょう。
そういった人におすすめしたいのが、上記で紹介した長谷川刃物ブランドCANARYの「紙パックはさみ」です。
おすすめポイントは、その切れ味の良さ。
まるで剪定ばさみのように、ザクッザクッと切ってくれます。
まさに、紙パックを切るために生まれた特殊形状。
くの字に曲がっているため、切断面が手に当たることもありません。
サイズは17cm、刃渡り4.3cm。
ブレードはステンレス素材。
職人仕上げで、切れ味は抜群!
製品はすべて、切れ味検査も行われているから安心の品質です。
レビュー評価は4.4。高い評価を得ています。